三浦国際市民マラソン

種目距離公認大会HP一口メモ
ランニング
  • 10km
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  • その他
公認 大会ホームページへ JALホノルルマラソンの姉妹レースです。

コースや参加賞は最新の情報を御確認下さい。大会HPが○の場合は、クリックすると大会HPが表示されます。

三浦国際市民マラソンのハーフマラソンコースは、三浦海岸と城ヶ島を巡る風光明媚なコース。その代わりにアップダウンが激しく、記録を狙うのは難しい。

JALホノルルマラソンの姉妹レースであり、10kmレースの完走者から1名、ハーフマラソンの完走者から2名、合計3名が抽選でその年のホノルルマラソンに派遣される。ちなみに、2008年の第26回大会の完走者数は、10kmレースでは3,956人、ハーフマラソンでは4,242人。当選確率は推して知るべし。

三浦国際市民マラソンのハーフマラソンコースには、難所となる坂が3箇所ある。以下、この3箇所の難所を中心にコースを紹介する。

スタート

スタート

三浦海岸沿いの釜めし「福の家」前がスタート地点。
スタート30分前が集合時刻のうえ、スタート地点付近にはきちんとアップできるスペースが無いため、30分間待機しているうちに体が冷え切ってしまう。そのため、スタート地点に来る前に十分アップしておくのが望ましい。男子の場合、更衣室となっている小学校のグランドでアップするのがお勧め。そして、アップ後、ゴミ袋に穴を開けたものなど、途中で捨てても良いような防寒具を羽織り、スタート地点に臨むと良いだろう。

このとき、ゴール後に羽織るための防寒具も一緒に持って来て、スタート地点付近の砂浜に置いておくと良い。ゴール後、参加賞の受け取りや抽選会、出店の利用など、しばらく海岸で過ごすことになる。出店には長蛇の列ができるため、防寒具が無いと体が冷え切ってしまう。更衣室となっている小学校までは徒歩で10分くらいかかるため、一度着替えに戻るとまた海岸まで戻る気が失せてしまう。そのため、予め防寒具を海岸に置いておき、レース後のイベントを十分堪能した後、更衣室に移動すると良いだろう。着替えを更衣室に置かず、すべて持って来て海岸に置いておく人もいる(その場合、貴重品は自己責任で管理する必要がある)。

3km~4.5km 第1の難所(コース内最高地点までの上り坂)

第1の難所は約3km地点を起点とするコース内最高地点までの上り坂。3km地点から4.5km地点までの1.5kmで、約80m登る。
ここで足を使ってしまうと後半ばててしまう。スタート直後でぐいぐい上って行けそうに感じるところを、我慢して、抑え気味に走るのが良いと思う。

コース内最高地点では、浦賀水道を挟んで房総半島まで見渡すことができる。そして、石堂山を抜けると、5.2km地点から6km地点まで、緩やかな下り坂が待っている(ビデオ)。ここはコース随一の絶景ポイントでもある。宮川の風車、輝く海、一面の大根畑、晴れた日には伊豆大島や富士山まで見えるという。上り坂で苦しんだ分、景色を楽しみながら気持ち良く駆け下りよう。

9.5km 第2の難所(城ヶ島大橋)

城ヶ島大橋

第2の難所は城ヶ島大橋(写真)。橋を渡り切ったあと、約30mの高さを一気に駆け下り、折り返し後、同じ坂を一気に駆け上る。高低差はそれほどでもないが、斜度はきつい。しかも、更にこのあと、12km地点の宮川大橋まで小さい上り坂がいくつかある。折り返し地点に給水所があるので、しっかり補給して、上り坂に臨もう。

毘沙門湾への下り坂

宮川大橋を過ぎれば、13km地点からは、毘沙門湾へ向かう500mの下り坂が待っている(写真)。ここは、ペースと息を整えながら、気持ちよく走ることができる。この下り坂を思いながら上り坂を克服するのも良いだろう。

また、城ヶ島大橋から毘沙門湾までの景色は素晴らしい。周りの眺める余裕をもって、景色を楽しみながら走れば、坂道も苦にならない(かも)。

16km 第3の難所(剣崎の坂)

剣崎の上り坂の入口

コース最後の、そして最大の難所は、剣崎の上り坂。

のどかな江奈湾を過ぎると、目の前に「左カーブ有り」の道路標識が点滅する(写真)。それが最後の難所の始まりの合図。ここから約1km、急な上り坂が続く。ただ黙々と登る。それしかない。

大根畑,浦賀水道,鋸山

登りきったら右を見よう。大根畑と浦賀水道の向こうから、鋸山が祝福してくれているはずだ(写真)。そして、金田湾に向かう下り坂(小浜坂)。残り4km。海岸沿いの道をゴールに向けてラストスパートしよう。

なお、筆者個人的には、ゴール直前の20km地点にある小さな上り坂がとてもこたえたことを付け加えておく。

その他

参加記念品の三浦大根

ゴールしたら、三浦海岸の砂浜に下りて、完走証と参加記念品をもらおう。完走証発行所と参加記念品引換所はそれぞれ会場の両端にある。完走証を受け取ってから参加記念品引換所まで砂浜を少し歩かなくてはならず、足が痛くなってしまった方にはこたえるかもしれない。

参加記念品は、三浦大根(写真)とTシャツ。三浦大根は大根専用(?)のレジ袋に入れてくれる。「こんな袋があるんだ」と妙なところに感心してしまう。大きなペットボトルや瓶を入れて運ぶのにはちょうど良い。写真のように、三浦大根の大きさは千差万別。とはいえ、「大きいの下さい」とは言いづらいので、そこは運を天に任せるしかない。

会場へのアクセスは、京浜急行を使うしかない。本数が限られているため、かなり混雑する。人酔いする人は、早めのすいた電車で来るほうが良いだろう。また、少しでも早く三浦海岸駅の改札を通り抜けたい方は、PASMOやSUICAを利用せず、切符を購入して乗車した方が良い。三浦海岸駅は、自動改札機の設置台数が少ないため、PASMOやSUICAだと駅から出るのにかなり時間を費やしてしまう。切符ならば、自動改札でも有人改札でも通り抜けられるため、駅から早く出られるのだ。

また、男子更衣室(小学校の体育館)はかなり混雑する。着替えるスペースは確保できると思うが、貴重品を預けたりするために更衣室内を移動するのに時間がかかる。時間に余裕をもって行動したい。

それでは、Good Luck!

コメント

ハリー さん

4

アップダウンがきつく、記録を狙うのは難しいですが、景色が良く、天候に恵まれれば楽しめる大会です。

みのちゅう さん

3

みのちゅう さん

3