レース中止
去年はエントリー資格がなくてやむなく50kmの部で参加したFTR。
今年は念願の100km部門!
前日受付後、スタート地点近くに宿が取れなくて金昌寺近くの新木鉱泉にななみ父さん、気まぐれさん、JIFUちゃんとビリケンサックさんと一緒に泊まる。モリちゃんもレース参加だったけど武甲温泉の方で宿が取れたので別行動。
宿の夕飯はとてもおいしくてお湯もすごく良かった。今度ゆっくり来たいなぁ・・・。
翌日はビリちゃんに車で送ってもらう。絶対雨と思われていたお天気も曇りで暑くもなく寒くもなくトレランには最適なお天気だった。
朝5時スタートはまだ真っ暗。登山口までのロードをヘッデンつけながら走る。まだ暗いのにお散歩の方にちらほら出会う。
参加者で一人、おしゃべりの声が大きい男性がいて後でクレーム来ないか心配になる。普通は起きてる時間じゃないぞ。
寒かったけど走るとやっぱり暑くなり、羊山公園で上着をしまう。武甲山までの登りはかなり長い。登りが苦手な自分はなるべく先を譲る。羊山公園で先を行っていたモリちゃんに追いつく。武甲山の登りまでしばらく一緒。同じペースでしばらくいけるかな?と思ったら武甲山の下りではぐれてしまった。
とにかく半分の飯能までは体力温存と思っていたので鼻呼吸が出来る程度の速度で行ったのでかなりゆっくりめ。とはいえ下りはそこそこのペース。ここでしかリカバリー出来ないんだもん。
名栗までも長いのが分かっている(^^;)
武甲山の後は大分ばらけていて前後2,3人、多くても5人という感じだった。子持山、大持山と来た辺りでヘリの音。通過していかないので取材?と思ったけど嫌な予感。多分救助ヘリ。取材にしては時間が早いよね・・・。
丁度後ろから女子が一人来て話しかけてみたら、マーシャルの無線を聞いていて滑落があったので救助ヘリが来たとのこと。このタイミングだと後ろにいるハズのモリちゃんが気になる。自分とそんなに離れていないはずだから大丈夫だよね・・・。
この後ヘリの音をきにしつつ前進。1時間くらいはヘリがいたと思う。ずっと山から離れないということは救助に手間取っているということ。この時点でもしかしてもしかするかも・・・と考える。
だけど山の中にいても仕方ないので前進して次のエイドに着くしかない。ようやく有間峠につくも情報全くなし。一番山の中だもんなぁ・・・。結局名栗まで行かないと情報ないし移動手段もない。軽く腹ごしらえして次のエイドの名栗まで行かないと!とリスタートしたところでモリちゃんに会えた!!すごく安心する。
一つ不安のタネが減ったところでしばらくロードを走る。試走してない唯一の有間峠ピストン。道を間違えたかと思うくらい長い。ただ思い違いしてたのはこの区間、下りなのね。助かったけど。
また登山道に入ってからは極端に人が減る。前にも後ろにもいな~い。その分好きなペースでいいんだけど・・・。金毘羅尾根の下りでようやく三人くらい後ろから人が来て抜いていった。
名栗エイドに着く前にロードを渡るのだけど、バス停に人の行列。いっぺんにリタイアが出るわけないので「ああ、やっぱり中止になったんだな」と思った。
バス停を越えてエイドに入るとチップ回収しますとの声。ボラで二人の知り合いに出会い、心細い気持ちが和らぐ。この時詳細は分からなかったけど中止は仕方がないと自然と受け入れられた。
もうすぐモリちゃんも来るはずなので空いたお腹をエイドの補給食で満たしながら待った。外国人ランナーから「人が落ちたくらいでレースが中止になるの?」と質問されたのには困ったけど「程度によるかも」としか言えなかった。
モリちゃんと合流してからは他のメンバーが今どこにいてレース中止を聞いていつゴール地点(荷物預かりの場所)に集まれるのか連絡のやり取り。コースのどこで聞いたかによって最寄り駅までの道のりも変わる。
自分とモリちゃんはバスが来るまで少し待ったけど降車後は電車のアクセスも良くて秩父駅まではあまり待たずに済んだ。東飯能駅から秩父までの乗車時間が各駅だと長かったけど。
秩父道の駅でみんなと合流。無事を確認。
サプライズで湘南さんがボランティア参加していたのもとても心強かった。
帰宅時間が迫っていたモリちゃんは先に帰ってしまったけど他のメンバーとは夕食を一緒にいただく。先にお風呂・・・案もあったけど一斉にランナーが戻ってきて車を出すので駐車場から出るまでの渋滞がひどかったのでご飯が先になった。
落ち着いたところでこの後の行動をどうするか相談。
帰宅もありだけど、このもやもやの気持ちを分かち合える人たちと別れがたくもう一泊して翌日もご一緒してもらうことにした。
ビリコ夫妻と気まぐれさんも帰宅された