やまづとの道ジョグトリップ
今年初めての大会は、ちょっと久し振りのジョグトリップ「やまづとの道」にSちゃん・M岡さんと3人で参加しました。
「やまづと」と言っても聞き慣れない言葉ですね。
「山苞」と書きますが「苞」は、たまに納豆で見かけるようなワラに包まれた土産物という意味。
山苞の道とは山に包まれた道、そしてお土産の多い道ということだそうです。
地元の田主丸町のみなさんが、もう20年以上もこの山里の美しい風景を守り育てる活動を続けておられます。
美しい日本の歩きたくなる道500選にも選ばれたこの道を走る大会です。
ただし必ず坂道が登場するジョグトリですから、コースの最初には筑後国一の宮高良大社での初詣がセットされています。
ここへ登る石段は、趣がありますが厳しい!でも久留米市街を一望する眺めはなかなかのものでした。
その後久留米走ろう会のみなさん提供のぜんざいやお漬け物をいただいて、長~い下り。予想通りあとで脚に効いてきました。
平地に降りても、耳納連山の裾野を進む道の周りは田んぼではなく柿やブドウ、植木や苗木の畑が続きます。そうそうはぜの実?の収穫も見かけました、
そして20kmも過ぎた頃、目的地!のひとつ巨峰ワイナリーです。5,6種類は試飲したかな。すぐ近くにある焼酎の紅乙女酒造場にも立ち寄って、まだ飲んだことのなかった黒ごま焼酎の味見をしました。
さらに進んで今度は日本酒の若竹屋酒造場です。ここは以前ラン仲間と蔵開きに来たこともありますが、今回もいろいろ試飲しました。
さて本来のコースはこれからまた久留米へ戻る後半が続くのですが、我々はもう目的は達成した?ということで、初のワープです。
このジョグトリの大会では、公共交通機関でのワープも公認移動手段とされているんです。
田主丸駅から南久留米駅までJRに乗って、駅からちょこっとだけまた走って無事にゴールしました。
ほんとにランニングの大会だったのかどうかはちょっと怪しいですが、なかなか充実した一日でした。
Sちゃん・M岡さん、お世話になりました。